ゆうMUG定例会(3月度)が開催されました

「3月度定例会」が、いつもの多摩市永山公民館・視聴覚室にて開催されました。会の運営方針からApple Watch開発に至るまで、硬軟取り混ぜた話題が2時間いっぱい繰り広げられる盛り上がった会になりました。

話題その1・会の運営について

まず最初の話題は会の運営に関する会長からの報告、および今後の方針に関する意見交換です。会社や公共団体だけでなく、小さな任意団体においてもプライバシーの確保は重要なテーマです。我々ゆうMUGにおいても、参加されている会員のデータや定例会・各種催し物の記録写真など、プライバシーに関わるデータが少なからず存在するのが現状。そこで、会として明確なルールを定めてはどうか、との声があり、会長に一任するかたちで検討を進めています。といっても今のところ目立った進捗はなく、ぜひ気合いをいれて取り組みたい、という会長の意思表明がありました。

AUGM東京に向けて

ゆうMUGの活動内容の中で大きな位置づけを占めるもののひとつが「AUGM東京」への運営協力です。大阪、神戸、大分など、多くの地域で大きな盛り上がりが見られる中、ぜひ東京の存在感も出していきたいと感じる反面、あくまでもゆうMUGはAUGM東京に協力する団体のひとつに過ぎないということもあり、現時点では「もし今年もAUGM東京が開催されたら、我々に何ができるか?」という視点での検討に留めています。
今回の定例会では、どうすればプレゼンテーションとブース展示をより魅力的にできるか、をテーマに意見交換。これまでのAUGM東京では自主制作音楽CDやTシャツの販売、コスプレ寸劇といった活動を行ってきたゆうMUGですが、今年はこれらを上回るようなインパクトの強いものを、組織的な活動によって目指そう、という意気込みを共有しました。

ゆうMUGの目指すべき姿?

他には、地域に根ざしたユーザーズグループとしてのゆうMUGのスタンスと、ネット社会におけるコミュニティのありかたがボーダーレス化している世の中の流れの両方を考える中で、ゆうMUGの会員とはどのような人々であるべきか、という哲学的な話題もありました。定期的に顔を合わせ、楽しく遊び学ぶ仲間がいる一方で、遠くの土地からもtwitterやFacebookで応援してくださる方もいらっしゃいます。より多くの方々が、より積極的にゆうMUGに関わってくださるにはどうすればよいのか、これからも試行錯誤は続きそうです。


 

話題その2・Apple Watchのしくみ

Apple Watchのしくみ
Apple Watchのしくみについて勉強しました

いくつか未公開の新企画についても情報交換した後は、本日の第2テーマ「Apple Watchのしくみ」と題したミニ勉強会を行いました。4月10日の予約開始、24日の販売開始を前にいろいろと情報はでてきたものの、どれが真実でどれが予測か、はたまた空想なのかデマなのか、判然としづらいのが現状です。そこで今回のミニ勉強会では、Appleから公開されているドキュメントには何が書かれているのか、を開発者の視点から眺めるということを前提に理解を深めました。

Apple Watchとは何か?

まずは「Apple Watchとは何なのか?」。少なくとも開発者に公開されている範囲では、これはスマートウォッチではありませんね。あくまでも「iPhone専用の周辺機器(入出力装置)」です。もちろんこれで終わるわけはなく、今後数年掛けて環境が整備されていくことは間違いないとは思いますが、現時点ではこれがもっとも妥当な理解だと思われます。iPadすら、Apple Watchのパートナーになることはできません。

それでは、Apple WatchはどのようにしてiPhoneの周辺機器になるのか。この辺はAppleのDeveloper向け資料に記述があります。詳細はここでは述べませんが、Appleがこれまで準備してきたApp Extension、Hand offといった新機能が、実はApple Watchにとっても重要なパーツだということが分かってきます。Appleが大きな機能追加を行う際、数段階前のバージョンから少しずつ機能を埋め込んでいくということが知られています。Apple Watchについても同様で、iOS 7や8で導入された新概念をうまく理解した開発者はApple Watchに素早く取り組むことができていそうです。

Apple Watch 3つの顔

Apple Watch向けアプリには3つの顔があることは既に知られています。ちょっと見に対応するGlance、通知を受信するNotification、そしていわゆるアプリに相当するWatch Kit Appです。これらは目的に応じて使い分けられるものですが、その辺は「Apple Watch Human Interface Guideline」に書かれています。例によって厳しい制約があったり、UI部品の呼び出し方が回りくどかったりするのですが、Apple Watchが非常にプアなコンピュータ、すなわちメモリも処理能力もかなり乏しく、表示能力も弱々しい割に、追随性や電力消費に関する要求は非常に厳しいという現実と照らし合わせると、なんとなくその理由が分かったような気になってきます。

豆知識
こんな豆知識も共有しました

Apple Watch シミュレーター

最後に、Xcodeで動作するApple Watchのシミュレーターで遊んで締めくくり。とはいうものの、今のところApple Watchそのものの動作をシミュレートすることは残念ながらできません。Xcodeから、Glance/Norification/Watch Kit Appのどれを動かすかを指定してから起動する、という、全く面白みのない仕様です。この辺は、Apple Watchの実機が出回っていない状況では仕方がないのかもしれませんね。発売後しばらくして、いろんなことが落ち着いてくれば状況が変わるのではないかと期待しています。


次回定例会は5月23日(土)

以上、2時間の枠をめいっぱい使い切った3月度定例会の模様をお伝えしました。次回の定例会は2015年5月23日(土)15時から,多摩市永山公民館の講座室で開催する予定です。またそれに先立ち、4月18日(土)には多摩市関戸公民館(聖蹟桜ヶ丘駅前)にてUnity勉強会が開催されます。他にもいろいろなイベントが開催されますので、ぜひこのサイトを時々チェックしてくださいね。