引き続き、ドットインストールの「Unity入門(全26回)」をやりながら予習を進めていきましょう。#10、#11あたりです。
ゲームでは、似たような(もしくは全く同じ)物体を大量に生成することがよくあります。例えばシューティングゲームの弾や敵機などがそうですね。Unityには、当然ながらこういう作業を簡単に行ってくれる仕組みが用意されています。
KeynoteやPowerPointで資料を作る時のことを考えて頂くと分かりやすいかと思いますが、Unityでも複数のGame Objectをグループ化してひとつの物体として扱うことが出来ます。いろいろなやり方があると思いますが、ひとつは空のObjectを作成し、その下に部品となる要素をぶら下げる方法です。

既に見てきたように、HiearchyタブからCreateを選び、入れ物となる空のオブジェクトを「Create Empty」で生成します。引き続き球体を2つ作り、位置とサイズを調整して雪だるま状に整えます。最後に、雪だるまの部品(ここではHeadとBody)を選択し、入れ物(ここではSnowMan)にドロップしてやります。これで雪だるま部品が完成です。

部品が完成したら、ひな形として登録して再利用できるようにしてやります。日本語では「ひな形」といいますが、英語では「Prefab」、つまりプレハブというようです。やり方は簡単で、先程のSnowManを Assetsタブにドロップしてやります。すると雪だるまのプレハブが生成されると共に、HiearchyタブにあるSnowManが青い文字に変わります。これが「プレハブから生成された部品である」という目印になります。
あとはこのプレハブをドロップすればいくらでも雪だるまを量産できるのですが、ちょっとここで困ってしまっています。まずは動画をご覧ください。
とにかくデカいというか近いというか、良い感じのサイズにならないのです。もちろん後から調節することは可能なのですが、ドットインストールの動画のようにきれいに配置されません。これ、どうしてなんでしょうか???
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